カロスの憂鬱

今だけは…

SV発売から半年の雑感

皆さんこんにちは。

SVが発売してもう半年以上経ちました。

時の流れは早いものですね。

s1~s8まで、もっと言うとs0の頃からかなり環境が変わったように感じます。

そこは環境序盤として普通のことですが、今作ではレギュレーションごとでルールが変わるのではなく、解禁されるポケモンが多かったというのも印象に残っています。

 

大幅なポケモンのリストラ。

 

s0から様々なポケモン、構築の考察がなされ、盛り上がっていたのも束の間。

s1のルールは準伝、パラドックス未解禁という驚愕のものでした。

 

 そんな中、s1がスタートし、限られたプールの中で様々な強ポケが誕生しました。

序盤最強のサザンドラロトムや、過去最強とも言われているカイリュー

特にカイリューはアンコールの新規取得やテラスタルとの相性なども相まって対策してもしきれないような沢山の強い型が産まれました。

 

ポケモンの活躍も凄まじく、s1では使用率トップ30の内の13匹が新ポケでした。

 

中でもサーフゴーは、新しい変化技・受け対策として非常に重宝されていました。

その結果も相まってか、使用率1位という結果でした。

 

このポケモンのせいで活躍しにくいポケモンも多いようです。

 

s3になり、とうとうパラドックスポケモンの解禁です。

s0の頃より更に環境の進みが加速し、当時注目されていたトドロクツキなども徐々に使用率を下げていった印象です。

 

今でも環境ポケとして君臨しているハバタクカミ、テツノドクガ、テツノツツミもこの時解禁され、環境を破壊しました。

 

ハバタクカミはサーフゴー、カイリューの使用率を抜き去り1位でした。

そこから多くの型が開拓され、高火力・高素早さから殴る型、滅びの歌を採用した型や甘える痛み分けなど、対策が一筋縄では行かないポケモンでもありました。

 

s1ではトップメタポケモン程の評価はされていませんでしたが、せグレイブがジワジワと上位にくい込んできました。

このポケモンもまた、型の開拓により使用率が高くなったポケモンと言っていいでしょう。

その証拠に、s4では使用率2位にまで来ていました。

 

そしてs5。

準伝説の解禁により更に環境が一変しました。

どの準伝説も非常に強力で、単体でも凄まじい性能を持っていました。

その中ではチオンジェンが少し落ち気味ですが、それはきっと上位勢があまり使いたがらない(チマチマした戦術)からだと思う。それでも好きで使っていて上位に入っている人もいるから。

 

そうしてポテンシャルの高い新たなポケモンが環境に加わったが、結局、使用率トップはカイリュー、ハバタクカミであった。

3位にはディンルー。

 

s6でも使用率は大きく変わらず、強いて言うならチオンドクガなど、毒菱を交えたサイクル構築が増え、よりサーフゴーの使用価値が増した。

 

s7の途中でレギュレーションDが発表され、みんなの注目がそちらに向いていたが、鉢巻カイリューの再燃や電気テラスパオジアンの再燃もあった。

 

s8(途中経過)では、過去作から連れてきたポケモンや最強レイド組が解禁された。

 

使用率上位を見ても新解禁ポケモンが多く名を連ねている。

トップ3はあまり変わらずハバタクカミ、カイリュー、パオジアン。

 

新環境序盤なのでまだ開拓されていない所もあるが、これからの環境の進み具合に期待したいところである。

 

この記事の中で何故か文体が変わっているが特に気になさらずに。

 

偉そうに振り返っているが、僕自身もずっとやっていた訳ではない。だが、それなりに環境は掴めていたと思っているので信用してもらって大丈夫かと。

 

次は11月のシーズン終わりにでもまた書いてみようと思う。

せグレイブ

個別解説#21

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@命の珠 陽気 熱交換

 191(4)-197(252)-112-85-106-152(252+)

 

氷柱針/氷の礫/巨剣突撃/守る

 

AS:ぶっぱ。

 

火力。

 

こいつもなんだかんだ無数に型があって怖い。

 

初めは竜舞してダイス氷柱打ってるやつ。

 

そっからタスキだの珠だのが産まれて、自分も古い型ばっかり使ってたら勝てないと思い考えた。

 

専用技の巨剣突撃が強いと思ったが、そのデメリットからあまり採用されることも少なく、ケアされていないのではと考えた。

 

まぁ、そのデメリットは守る採用でいとも容易く解決出来た訳だが、その分範囲が狭まってしまった。

 

可能なのであれば、礫を抜いて竜舞@残飯とかにしたいのだが、それだと型としてだいぶお粗末な物になってしまいそうなのでこれくらいで踏みとどまっておく。

 

珠があるからそこそこ火力あるでしょ。多分。

 

守るを上に置くやつは許さん。

ж月夜見梅花ж

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なんか勝ててマスター行ったのでとりあえず書いてみる。

珍しく1人で考えて作った構築。

今季は環境の変化が著しく、ネットに転がってるマスター到達構築では勝てなかった(使いこなせてなかった)ので大人しく自分で作った。

 

誰でも簡単に勝てる!という構築では無いが、使っていてそこそこの使用感だった。

 

最後に一応レンタルIDも載せておく。

 

構築のテーマ

・色んなタイプの構築を相手に戦える。

・対面、サイクルに出来るだけ両対応する。

・2、3の択を押し付け続ける。

 

パオジアン(電)

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@気合いのタスキ 陽気 災いの剣

 156(4)-172(252)-100-×-85-205(252+)

 

氷柱落とし/不意打ち/絶対零度/剣の舞

 

AS:極振り。

 

やっぱり普通に強いポケモンなのでとりあえず採用。

 

当ブログで書いたことある型は弱かったので変えた。

 

剣舞の枠は好きな技に変えていいが、対面性能を上げたかったのでとりあえず積めば勝利にグッと近づく剣舞採用。

 

後出しから甘えて出てくる物理受けを許さない絶対零度も確定。

 

自分はあまり好きじゃないのだが、やはり優先すべき技が氷柱落としなので度々技外しに怯えることがあるが、その時は外さなかったのでOK(ご都合主義)

 

ウーラオス(水)

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@拘り鉢巻 陽気 不可視の拳

 176(4)-182(252)-120-×-80-163(252+)

 

AS:ぶっぱ。

 

水流連打/アクアジェット/インファイト/アイススピナー

 

新解禁最強ポケ。

 

なんか色んな型が出てきているが結局これが一番強いと思っているので鉢巻。

 

ただ、Sラインがダルいので最速。

 

見栄えはちょっと悪い。

 

サイクルの過程で相手が少しでも甘えた行動をしてきたら容赦なく最大打点を打ち込む。

 

似たり寄ったりに見えるパオジアンとは意外に同居してくれたし、とても扱い易かった。

 

命中不安に怯えなくていいのは心臓に優しい。

 

ヒードラン(虫)

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@突撃チョッキ 穏やか 貰い火

 191(196)-×-127(04)-174(188)-149(84+)-102(36)

 

大文字/ラスターカノン/テラバースト/大地の力

 

配分、技、持ち物、全てポケ徹の記事を参考にした。

 

あまり選出率は高くなかったが、それなりに活躍してくれて満足。

 

サーフゴー(普)

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@隠密マント 臆病 黄金の身体

 194(252)-×-115-185(252)-111-115(4+)

 

HC:ぶっぱ。

 

ゴールドラッシュ/シャドーボール/悪巧み/自己再生

 

対受け大臣。

 

崩しも十分な性能。

 

初めは扱いにくく苦手意識があったが、こいつを上手く活かせれば拾える試合があるので僕自身も要改善。

 

ヤドラン(草)

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@ゴツゴツメット 図太い 再生力

 202(252)-×-178(252+)-120-101(4)-50

 

HB:極振り。

 

サイコキネシス/冷凍ビーム/欠伸/怠ける

 

物理受け。

 

流行りの水ウーラには無類の強さを誇る。

 

サイキネでウーラを乱数1発(25%)で落とせるのもGood。

 

対面操作で欠伸。

 

生存率上げるため怠ける。

 

特性はもちろん再生力。

 

サイクルする気満々なので。

 

ドオー(鋼)

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@食べ残し 慎重 天然

 237(252)-96(4)-80-×-167(252+)-40

 

HD:ぶっぱ。

 

地震/ストーンエッジ/毒毒/自己再生

 

対特殊。

 

向こうからもこちらからも突破出来ない対面(アシパ切りクレセ対面)などで毒毒がささる。

 

他の対面でクレセにアシパが見えたらテラス積極的を切りたいので受けで強く出れる鋼。

 

なので残飯。

 

トリック対策にヘドロもありだが、テラスした時の痛さの方がキツイので却下。

 

 

選出例

・基本選出

ウーラオスorパオジアン+サーフゴーorヒードラン+ヤドランorドオー

 

チオンドヒドスタンなどはサーフゴー+ドオー(毒回収)で対処したい。

 

ウーラオス入りには積極的にヤドランを投げて、悪だったらテラスで頑張って切り返す。

 

・対受けループ

サーフゴー+ヤドラン+ドオー

 

気合いでサイクルして勝つ。

 

辛い相手

・悪ウーラオス・・・誰も受けれない。環境次第で構築の完全入れ替えも。

・フワライド・・・小さくなるを先に積まれたら為す術なくやられる。

 

 

自分が使ったときは運が良かったのかもしれないが、かなり使い込まないとはっきり言って勝てない。

 

相手のPTを見て適当に選出してるだけではまず勝てないと思う。

 

僕もそんなにポケモンが上手いわけではないけど、この構築は流石に読みに頼り過ぎている。

 

僕の中での読みは相手にお願いしてるだけなのでこれが続く様なのであれば構築を丸ごと変えることも考える。

 

レンタルID:1CKL2V

 

𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹

ハッサム

個別解説#20

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@メタルコート 意地っ張り

146(4)-200(252+)-120-67-100-117(252)

バレットパンチ/電光石火/燕返し/剣舞

 

H:偶数

AS:ぶっぱ

 

火力7.2倍バレパンマン。

 

こいつが舞えば勝てる。

そんな試合が多発する。

 

別に僕が嫌いだからって訳ではないが、紹介するポケモンは交代技を抜きがち。

 

剣舞+メタルコートバレパンの火力は言うまでもなく高い。

しかし、それをも受けようとしてくる高数値や水テラス。

そこに石火が刺さる。

 

Q.鋼テラスは?

  -そんなもんは知らん。

 

燕返しの枠を鋼を殴る枠にしたかった。

ほんとにしたかった。

ただ、ハッサムが覚える範囲ではテクニシャン補正がかかる技がなかった。

 

剣舞積める隙が多いならインファ採用もあり。

 

まぁ、インファあると勝手に考えてくれてテラスを嫌ってくれたらスーパーラッキー。

要はお祈りゲーやね。

 

ジュエルがあれば…

飛行ジュエルアクロバット、鋼ジュエルバレパン +アクロバットなど、出来ることが増えまくる。

 

そんなことが出来たらいいのになー。

 

できる世代もありますよ。

今5世代に戻ると当時の環境のままで戦えますよ!

「神ですか?!」

 

当時のジュエルハッサム大好き。

 

今回の型のハッサムは適当に荒らすための型なのでそこまでする必要はないかもだけどネ。

 

※石火なら珠じゃ無いと嫌って人も居るのでそういう人は使わないでください。

 

あと、これも個人的な話なのだが、意地っ張りは嫌いなので本当は陽気にしたい。

でも、普通の型以上に先制技を打つし、火力は高い方がいいので渋々意地で採用している。

 

3/4がレベル技なので育てやすさもいい感じ✨

 

ちなみに授業中に考えたのでダメ計も回してないけどハッサムならだいたい強いっしょ。

 

時間ねー とか

何も思いつかねー だの言ってますけど最近の記事の方が最初の頃より長いです。

 

 

 

 

LIKEじゃなくてLOVEな。

ドータクン

個別解説#19

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@湿った岩 呑気 浮遊

174(252)-109-174(180+)-99-146(76)-47

 

徹底抗戦/岩石封じ/ステルスロック/雨乞い

 

調整

HB:意地鉢巻水流連打確定耐え

HD:Cぶっぱハバタクカミのシャドボ確定耐え

 

ドータクンと言えばトリル要員の印象があるかもだけど今回は雨降らし要員です。

初手に出して、余裕があればステロを撒いて、雨乞い。あとは徹底抗戦で自主退場か岩封で素早さを下げる。

裏に鉢巻ウーラオスを置き、あとは、水流連打を脳死で打つだけ。

そこで先程のドータクンの岩封で相手の素早さを下げていればウーラオスが先制できる可能性が広がるかもしれない。

 

𝓫𝔂 𝓶𝔂 𝓯𝓻𝓲𝓮𝓷𝓭

 

以下、対戦相手としての感想

・型読みが出来ない。

・代用が効かない。

・特性の択が発生する。

・受け構築に弱い。

・積み構築に弱い。

・雨にタダ乗りされる。

 

まず、1つ目から3つ目まで。

これこそがこの型のメリットであると考える。

本人が書いている通り、トリルが入っていないので型読みはされにくいだろう。

しかし、このポケモンが入っていた構築には遅いポケモンが居ないのでそもそも警戒されないかも…(ウーラオスゲッコウガetc...)

 

代用が効かないという点については、ステロ、自主退場技、今回で言うと雨乞いを両立できるポケモンは限られている。特性の浮遊も地面の一貫を切る方法としては十分。

 

特性の択が発生するという点について。

これはドータクン自体の強みと言うべきなのだろうが、浮遊持ちにしては珍しいもう1つ特性があり、それは耐熱。

浮遊は地面無効。耐熱は半減(等倍扱い)にするので技選択の択が発生する。

 

それ以下の点。

まず、受けに弱い点。

受け構築を使う側としては相手より頭数を有利にして戦いたいので、ドータクン程の低火力の技を受けてもさほど気にはならず、微小しか削れずに相手を突破出来るのは実に有難いことになる。

水の超火力を後ろに控えているにせよ、受け構築は水への耐性が強めなのでそのまま受けられて雨が終わり、倒せずにTOD。という展開も考えられる。

 

積み構築に弱いという点。

これも前述の理由と同じとおり、ステロ→雨乞いとしている間に相手はムキムキになっているし、低火力のドータクンの攻撃では削っても微有利にすらならない事の方が多いと感じた。

 

雨にタダ乗りされるという点。

自分が対戦してみて1番問題だと感じた点である。

今の環境では水ウーラオスを初めとして多くの水タイプ。そしてサンダーの暴風など、汎用性の高い相手のポケモンの餌になりかねないという事も感じた。

 

あくまで僕が勝手にそう思っているだけなので、彼が極め続ければ最強のポケモンになるかもしれない。笑

 

追記…

トリルがあれば耐えてトリル→ステロor雨乞いが出来ると思う。

ゾロアーク

個別解説#18

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@拘りスカーフ 臆病 

136(4)-112-80-172(252)-80-172(252+)

 

ナイトバースト/火炎放射/挑発/トリック

 

CS:ぶっぱ

 

初手大安定型。

 

裏のハッサム、ドラゴンタイプの誰かと合わせて擬似的にラティハッサムみたいなことが出来る。と思った。

 

ヒスイの姿で使うなら鬼火もあり。

 

ゾロアークは奇襲性能・技範囲に秀でているので放射の枠は何を入れても大丈夫。

 

基本はドラゴンタイプに化けるのでそいつらが誘う竜・妖・氷タイプの技を固定し、裏のハッサムで舞って勝つ。

 

ただ、今の環境ではサンダーが増えているが、ハッサムの意地1舞石火でB特化サンダーを乱数3発、ノーマルテラス時に乱数2発。

 

原種ゾロアークのビジュアルが好きなので、竜、ハッサムと組ませて新たな可能性がある事を祈る。

パオジアン

個別解説#17

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@ゴツゴツメット 腕白 187(252)-140-145(252+)-99-85-156(4)

 

カタストロフィ/不意打ち/黒い霧/自己再生

 

HB:ぶっぱ

 

変態型パオ爺。

 

使用感はそれなり以下。

 

考えてる時は強そうだと思えたが、使っている中でやっぱり不安定さが目立った。

 

初めはカタストロフィの所を絶対零度

 

その後、カタストロフィを入れて不意打ちを抜き、絶対零度保持。

 

それでは安定感が全くなかった。

 

そのわけを解説すると、パオジアンのタイプから、弱点の攻撃を受けやすく、必然的にテラスを強要されることが多かったから。

 

そうすると絶対零度が当たらなくなり、本末転倒。

 

次に、カタストロフィでHPを削り、不意打ちで上から落とすことを考えて使ったが、パオジアンの元の耐久から、それすらすることが厳しかった。

 

なんなら、先制技はないが、ゴツメ・オボンのディンルーを使っほうがよっぽど強いだろう。

 

ウーラオスを受けれるとは思っていなかったが、対戦していると意外とパンチグローブもいて、蜻蛉返り位にしかゴツメが起動せず、役に立たないことが多かった。

 

一緒に構築に入れていたクレセリア(本ブログで解説済み)にもテラスを切りたすぎたので、逆張りせず、大人しくパオジアンはASがいいと思う。

 

唯一の救いは、黒い霧で積み対策になるところ。